空っぽの十年。
今週のお題「10年」
キラキラ期、どんより期、リア充期、現在、の4パートに分けて書いていきたいと思います。
キラキラ期
10年前、2005年に僕は高校を卒業し、南にある実家から遠くの北の大学に進学しました。
その頃の自分は挫折をしたことがなく、夢をちゃんと持ってキラッキラ眩しい感じの人間でした。
進路振り分けで志望のコースに進めるように大学1,2年の時はガリ勉でした。
そして進路振り分けで見事希望する進路へ進めた僕は、もう何というか、無敵感のようなものを感じていました。
大学2年の秋、新しい進路での講義が始まったばかりの頃、椅子に座ってられないくらいの吐き気、息苦しさを感じました。
このような症状が一週間近く続いた貯め、大学の医務室に行くと、精神科を紹介されました。
病院での診断の結果、大学を休学し、治療に専念することに。
これが20歳になったばかりの頃です。
どんより期
実家に帰りたくても飛行機を乗り継いで帰るのが困難だった僕は、一人暮らしニートを始めました。
この頃は本当に頭がおかしくて、深夜に大学の構内に入ってギターを持って一人で弾き語りをしていましたwww
バイトも1日で辞めたところもあったり、本当に色んな人に迷惑をかけていました。
いつだったか、北の大地の季節の移り変わりや景色の綺麗さに魅了され、写真を趣味にするようになりました。
病院の前に小さな写真屋さんがあり、そこに顔を出すようになりました。
そこで写真関係の仲間がどんどん増えました。
そのサークル内で何故か彼女が出来、僕はチェリーを奪われたりもしました。
ちなみに僕の唯一の友人曰く、「及川奈央に似てる子」だそうです。まぁ美人でした。徐々に元気が取り戻せ、大学を辞めて、専門学校に行くことに。
リア充期
専門学校ではリア充グループにいる所謂キョロ充でした。金髪でパーマかけてwリア充グループ男女でいつも飲み会やカラオケをしてたり。チャラいグループだったので美味しい経験は色々とさせてもらえました。
学校の方でも専門学生程度の試験は実際に余裕だったので、成績優秀。それなりに実技も成績が良く、人望もそれなり。そういった優等生像を作るのは容易なことでした。
学生時代はよかったものの、その後は地獄。
憧れていた先輩が就職した先に自分も行きたいと志願し、コネで採用されるも、パワハラと満員電車のストレスに耐えられず2,3ヶ月で退社w
現在
会社を辞め、一人暮らしニートを3年。その間、精神障害者手帳を受ける。
父の退職=仕送り出来ないとのことで、リア充期から5年くらい一緒にいてくれた彼女と別れ(以前も書いたが相手の浮気が原因だけどw)、実家の離れのアパートに住むことに。
そしてその生活もそろそろ1年になろうとしています。
誰も興味は無いだろうけど、僕の10年を書いてみました。
波瀾万丈?な人生。
大学辞めなければ…とか、会社をもうちょっと頑張れたら…とか、色々と後悔はしてます。
この10年で増えたのは体重くらいで、脳みそはほとんど空っぽ。
何か身についたかと言われると即答出来ない自分がいます。
正直、半ば人生を諦めている感すらあるので、失った10年を取り戻そうとか、そんなことは思ってないです。…というか思う気力がないです。
18から28歳の間は圧倒的に辛い時間の方が多かったけど…とりあえず38までの10年間は生きてたら、もうちょっと肩の力を抜いて楽に生きていけたらなぁなんて思います。