メンヘラニートのひとりごと?

アリカワブログの旧ブログです。

「この部屋・・・ていうか誰か臭くね?」「えっ?誰よ??」「いやそれ言うと空気悪くなるからやめよ?」

最初に書くけど暗い話なのでつまらんよ。あと所々フィクションだよ。ほぼノンフィクションだけど。

 
 
片桐えりりかさんという元AV女優の話。
知ってる方も多いと思うが、彼女はニコ生で活躍してた。(今もしてる)
僕と当時付き合ってた彼女はえりりかさんが好きで、札幌に住んでいた時なんかはリア凸(配信を生で見ること。僕らの場合は声はかけず遠目で見てた)をするくらいハマっていた。
そんな彼女は有名になりAV女優のなり2011年にデビューした。
 
彼女がデビューした年、僕は上京した。
僕の職場の横にはビデオ屋さんがあった。
その店先に立っていたのぼりにデビューしたてのえりりかさんが載っていた。
僕が入社してから退社するまで二ヶ月、ずっと風にたなびきながらのぼりのえりりかさんは笑っていた。
 
ある日、いつものように上司からパワハラに遭った僕は、限界を超え、職場の前の道路に飛び込もうとした。
 
もうこんなクソみたいな世の中とはサヨナラだ、来世は猫にでもなってずっと寝てたいな、なんて思いながら思い通りいかない世の中や上司がパワハラばかりしてくる環境にいる自分を憂いた。
 
よし、今だ、と思った時、風が強く吹いた。
 
後ろを見たら、のぼりの片桐えりりかさんが風で強く歪み、こちらを見て微笑んでいるように見えた。
 
僕の足は止まった。
僕の方を見て笑ってくれたことももちろんそう。
社会的に問題がある事をしたり叩かれまくっても常に周りを楽しませようとしている彼女の存在の凄さ、それに比べて自分の抱える問題の小ささを、いつも何気なく通り過ぎるのぼりの、風に吹かれた様子で思い知った。
そしてえりりかさんの笑顔のお陰で(のぼりだが)で踏み止まることが出来た。
 
 
今こうして僕は生きてる訳だが、その会社は退社し、読者はご存知の通りニートをしている。
それでもくだらない日常を生きていようが、あの時死ななくてよかったと思ってる。
周りはケツが汚い可愛くないなどと言うが、僕はえりりかさんのファンだし、何よりあの時のことを感謝している。
 
 
なぜ突然こんな気持ち悪いことを書こうと思ったのかは分からない。Twitterニコニコ超会議の様子を見てえりりかさんの写真を見たからかな?
 
8割嘘しか書いてない…という照れ隠しをしつつ、今後とも片桐えりりかさんを陰ながら応援したいと思う。